autounattend.xml(応答ファイル)を使用すると、インストール途中の
入力が自動化されるそうで、その中の設定の一つに MS アカウントへの
サインインが回避できるものがあるという話です。autounattend.xml
ファイルを作成するには、MS が提供する方法だと
Windows ADK(Windows Assessment and Deployment Kit)の
インストールが必要らしく、面倒(難しい?)らしいです。以下の
ページで言及されていますが、Rufus の使用が簡単だそう
俺はWindows 11のインストールで楽をしたいんだ2025|のらねこノート
https://note.com/ragemax/n/naa1c4433f352で、Rufus が将来、Windows のインストールに MS アカウントが必須に
なるのを回避するオプションが搭載されるといいなぁ…と期待しつつ
そうならなかった場合も考えて、以下のページを利用して
autounattend.xml を作成して、Win11 25H2 の自動インストールに
挑戦してみようと思います
Generate autounattend.xml files for Windows 10/11
https://schneegans.de/windows/unattend-generator/英語で何が書いてあるかほとんど分からないので、翻訳サイトの
翻訳結果をブラウザの別タブで開いておいて、見比べて確認しながら
作成してみました。色々なカスタマイズができるようで設定項目の
数はかなり多いです。問題の MS アカウントの回避は少し下にある
「User accounts:」の項目で設定できるようです
> User accounts:Let Windows Setup create the following local (“offline”) accountsユーザーアカウント:Windows セットアップで次のローカル(オフライン)アカウントを作成します
https://elenore.stars.ne.jp/img/auna/auna_1.pngその他、気になったのは、回復パーティションのサイズを調整できたり
> Partitioning and formatting:パーティション分割とフォーマット:
https://elenore.stars.ne.jp/img/auna/auna_2.pngブロートウェア(MS 製のプリインストールアプリ)を選択できる
設定がある事でした
> Remove bloatware:ブロートウェアを削除する:
https://elenore.stars.ne.jp/img/auna/auna_3.png他にもデスクトップに設置するアイコンを決められたり、タスクバーの
設定を変えられたりと、内容は多岐にわたります。ちょっと大変な気も
しますが、項目をチェックするだけで autounattend.xml が簡単に作成
できるので、時間をかけてじっくりと挑めば誰でも作成できるのではと
思います。autounattend.xml を一度作成すれば、設定メニューの一番上にある
インポートで読み込ませて再編集できるので、お好みの設定を
詰めていくことも可能なようです
で、出来上がった autounattend.xml を Win10/11 の
メディアクリエイションツールで作成した USB メモリのルートにある
setup.exe がある位置と同じ場所に設置するだけでいいようです
実際に autounattend.xml を使ってインストールしてみた編に続く